エレカシの話題が溢れている最中に自分のことを書いてる場合じゃないんですが、夜中なんでちょっと久しぶりにここ最近の出来事を綴ってみようと思います。
先日、仕事でとあるクライアントさんにけちょんけちょんに叱られて、しばらく落ち込んでました。
書き終わった記事を納品したところ、「期待外れ」とか「読んでて心が動かない」とか「この記事の価値はゼロ」とか散々なことを言われましてね…。
相手とはチャットワークを利用して連絡のやり取りをしているんですが、何度も何度も追い立てるようにメッセージが来るんです。
そのたび、「いいですか?〇〇はこうなんですよ?ちゃんとわかってますか?」とか、どんどん語気が荒くなっていく感じで、読んでいたら気が滅入って来てしまい、すっかりやる気がしぼんで落ち込んでしまいました。
それまではわりといい感じでやり取りしていて、「コミュニケーションのとりやすいクライアントさんで助かるな~」なんて思っていたくらいだったんです。
それが、あの記事を納品したとたん、人が変わったように怒り出して。
それだけ私の記事がダメダメだったわけですが、それにしても言い方ってもんが……。
まぁそれで、その日は悲しいやら情けないやらで、久しぶりに仕事が原因で泣きました。
「もうこのクライアントとは一緒に仕事できない」とか、「この人が期待するレベルの記事なんて私には書けない」とか、「やっぱりライターなんて私には無理だったのかも」なんて、とことんマイナス思考になってしまって。
次の日も憂鬱な気分は続いていたのですが、だんだん落ち込みから悔しい感情へ変わっていって、「こうなったら、全力ですっばらしい記事を書いて度肝抜かせてやるんだ!」という方向へ脳がシフトチェンジ。
私の記事がふがいなかったにしても、あそこまで言われる筋合いある!?と、カッカしてきまして、「見返してやる!」と一気にボルテージが上がってきて、がむしゃらにパソコンに向かいました。
もしまたあんな酷いこと言われたら今度こそ立ち直れない…と思い、次の1回で合格が出るよう、もう200%の力を注ぎました。
脳内BGMは、エレカシ「戦う男」。
そして、完成した記事を納品。
その後、どうなったか。
今度は、クライアントさんから前回のメッセージが夢だったのかと思うほど絶賛の言葉をもらえました。
正直、もんのすごくホッとしました。
だって、200%出し切って全力で書いた記事がダメ出しされたら、それこそ打ちのめされていまいます…。
「心がこもっている」、「スラスラ読める」、「1度のやり取りでこのレベルに到達できるのは正直凄い」と。
前回の時点から私の脳はこのクライアントさんを「敵」とみなしていて、心の中はメラメラしていたんですが、急にこんなうれしい言葉をかけられて、くやしさがシュワシュワ溶けて消えてしまいました。
私がちゃんとした仕事さえすれば、ちゃんとした評価をしてくれる人なんだ…と思って。
その後、もう何記事か納品しているんですが、もう要領が掴めたのでぜんぶ1度でOKが出ています。
最初、叱られた時は、今後の予定も変更すると言っていたのに、「やっぱりあれも歩子さんにお願いしようと思います」と言ってもらえて。
叱られた直後は本当に気分が滅入って、正直エレカシどころじゃなかったんですが、私は何だかんだ言って立ち直りが早い……というか、早くその状況を脱したくてしょうがないんでしょうねぇ。
その場所に長くいることが耐えられないんだと思います。
嫌なことから逃れるためには、自分の力で何とか脱出するしかないから。
きっかけは何であれ、ガッツが湧いて前向きに行動できるのは良いことなんじゃないかと思います。
とりあえず、この問題はクリアということで、また次の仕事もがんばろうと思います。
今回のことで、仕事を引き受ける時は、もっと内容を詰めてから取り掛からないとダメだなぁ…と反省しました。
今回だって結局はお互いの認識にズレがあったことが原因でこういう事態になってしまったわけですから。
記事っていかようにも書けてしまうから、方向性やどこまで深く切り込むかは事前にクライアントさんとよく練っておかないと、「思っていたのとちがう!」ということになってしまう。
今だから冷静に考えられるけど、今回の一件はクライアントさんのそのサイトにかける思いを私が十分にくみ取れていなかったことが原因でした。
結果、クライアントさんの期待するレベルには程遠い、熱を感じられない記事を納品してしまった…。
修正した後の記事はあっついです。
激熱です。
今回はこれが正解でした。
今は素直に反省しています。
でも、怒らせるととても怖いクライアントだということが分かったので、今後は再び逆鱗に触れることのないよう、常に期待の上を行くくらい気合いを入れてがんばりたいと思います💦
歩子さん、私はやはり歩子さんが好きです!カッコイイです。本当に凄いなと思います。私だったらもう「こっちからお断りだ!」なんて逆ギレして逃げてしまいます。そこをグッとこらえて「見返してやる!」というエネルギーに変えることができるなんて本当に尊敬します。
音楽と人の4人のインタビューや、宮本から君へ、ドキュメンタリーなどをみた後だから思うのかも知れませんが、決して諦めない妥協しないそういう姿勢でいると必ず人の心を動かすんだなと、歩子さんのお話を読んでいて実感しました。
お仕事でそんな事があったのですか‥。
歩子さんのブログは随分前から拝見させて頂いていて、エレカシ、テニス、読書その他色々、共通点を見つけては勝手に親しみを感じておりました。
私は息子の大学進学をキッカケにエレカシ解禁、ライブにフェスとその他諸々解禁。
そしたら居ても立ってもいられず歩子さんに聞いてもらいたい!と書込みをした次第です。
歩子さんの記事は当然不特定多数の方々に発信されているものなのですが、ブログを読む度、親しい大好きな友人からお便りをもらったような気持ちになっていました。文章のセンスもさることながら、歩子さんの人となりが文章から伝わってきます。
誠実で、繊細で、優しくて、賢くて、可愛い。
あら?宮本さんみたい。
エレカシ大好きだけど、やっぱり歩子さんが大好きなのかも。
いや大好きです。
益々のご活躍を。です。
(▰˘◡˘▰)
追伸
やっと時間が出来て立て続けにコメントしてしまいました。
あちこち、とっ散らかっててごめんなさい。
( ◜◡◝ 😉
仕事って本当にいろいろな事がありますね…私も仕事で理不尽な思いをする事があります。働いてお給料をもらうって大変ですね。相手に意見を言うときも言い方ってたいせつだなぁと思います。仕事でもあんまりな意見や注意を聞いてひそかに、言い方…と思うときがあります…
ブログを読んで歩子さんかっこいい!と思いました。くやしさをパワーにかえて良い結果がでたところで、ほっとしました。
いろいろあるけど歩子さんのように私も頑張りたいと思います☺
エレカシも宮本さんも前向きに胸を張って歩いているから
エビバデの私達もなるべく前向きにすごしていけば、きっと喜んでくれると思うのです(^_^)
歩子さん 感動しました。宮本さんにもこの記事ぜひ読んでほしいなあ。知ってるとは思うけど、エレファントカシマシの音楽を伴奏にして闘志を燃やしたり、何かを掴んだり、自分を見つめ直したりしてる人がいるってことを。
会社員だってお金をもらっている以上、私だってこの仕事のプロなのだと思ってはいるのですが、上を見て、下を見て日々妥協することばかりで。いやいや、心の中のエレカシに照らし合わせて精一杯頑張らなくちゃですね。
ひよとんさん。
いや、感動なんて、誰でもきっとこのくらい、いやこれ以上頑張ってるはずなんで(;^_^A
誰の人生もマスターピースですよ。なんちゃって。
日々妥協、本当にそうですね。
じゃないと、とてもこの社会で生きて行かれないですもんね。
周りに妥協するってことは己と闘うってことで、だからこそエレカシの音楽にここまで心揺さぶられるのでしょうねぇ。