1月6日、武道館で行われたエレファントカシマシ新春ライブに行って来た。
ライブのレポ、感想、セットリストなどを書こうと思う。
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今年はチケットで大失敗
実はチケット申し込み時、ファンクラブ先行の期限をしっかり把握しておらず、気づいた時にはすでに申込期限が切れていた。
仕方ないのでオフィシャル先行で申し込んだのだけど、取れた席が何と2階スタンド後方という、最近稀にみる遠さ。
やっぱりチャンスを逃すとこうなるのね…とショックを受けつつも、後ろには後ろの楽しみ方がある!と気を取り直して当日を迎えた。
開場と同時くらいに現地に着くと、まずグッズ売り場へ向かった。
今年の新春グッズはゾウのモチーフのかわいいTシャツに目を付けていて、現物を見て素材感が良ければ買おうかと思っていたんだけど、すでにお目当てのサイズはソールドアウトだった。
そんなに遅く行ったわけでもないのに…。
もともとそんなにたくさん数を作ってないのだろうか?
仕方ないので、そのまま会場内へ入る。
席に着くと、やっぱり遠いー。
エレカシのライブをこんなに遠くで観るのは初めてかも。
自分で蒔いた種とは言え、せっかくファンクラブに入っているのにもったいない。
こういうところで会費の元を取らなくてどうするよ。
まだセンターだったのがせめてもの救いだ。
久しぶりのエレカシライブ
去年はツアーも野音もパスしたので、実質一年ぶりのエレカシライブだった。
ひさびさの生メンバーは、あまりに遠過ぎてまったく姿形を把握できず。
スクリーンも無いし。
なんでスクリーンが無いんだろう?
セットらしいセットもなく演出もなく、今年はストリングス隊もホーン隊もおらず。
無駄な演出を省いた潔さはまさにエレカシっぽくて嫌いではないんだけど、遠い席の人にとってはせめてスクリーンだけは欲しかった。
けど、なんだかんだ言ってこういう無骨なところが好きなんだよなぁ…。チクショー。
そして、幕が上がる。
一曲目が「序曲」夢のちまた。
野音みたい。
ミヤジ、声がよく出てて素晴らしい。
その後、「今はここが真ん中さ!」や「新しい季節へ君と」など元気なナンバーが続く。
そして次。
「悲しみの果て」
これは沁みた…。
この日、久々だったせいかバンドの音がものすごく大きく感じて、こんなに遠い席なのに爆音がキツくてまた耳栓をしていたんだけど、バンドの音以上に大きなミヤジの声がもう本当に凄くて、耳栓ごしでも鳥肌が立った。
本当にミヤジの声って、ドーンと届いてくるのだ。
野太い真っすぐな声で、ミヤジのお腹の底から聴いている者の体にダイレクトに伝わってくる。
ああ、この声だ、と思った。
この声がなんどもなんども私を魅了するのだ。
「真冬のロマンチック」は確か前回の武道館(2015年)でもやったと思う。
ものすごく楽しくてノリノリで聴いていた覚えがある。
あの日はアリーナ5列目というすごく良い席だった。
ミヤジが近くまで来てくれてとっても幸せだった。
↓その日のレポ
「珍奇男」がもの凄かった!
これまで何回も聴いている曲なのに、毎回凄いと思ってしまう。
会場中ものすごい盛り上がっていた。
2階席からは、ステージの赤い照明が天井にも反射して、天井が赤い空のように見えた。
他の曲の時も、天井との境にポチポチ付いている小さなライトが夜空の星みたいで本当に天井が抜けていて屋外ステージのように見えるのだ。
ものすごい幻想的で何だか別世界にいるような気分だった。
狙った演出ではないだろうけど、そんな壮大なスケール感の中でミヤジの歌が聴けたのはすごく良かった。
「愛すべき今日」も本当に良かった。
その後の「はじまりは今」は大好きな曲。
このメロディの中に哀しみも希望も入り混じっていて。
エレカシの曲に限らず、心に響いてくる歌というのは、自分の心の中の何らかの感情を震わせたり刺激したりするものだ。
エレカシの場合は「ミヤジの歌」がもう圧倒的にそういった力を持っているけど、実はメロディもそうだと思う。
特にこの「はじまりは今」が収録されている「愛と夢」というアルバムは全体を通してメロディがすごく私の心にフィットする感じがして好きである。
「ハナウタ」から「夢を追う旅人」の流れにはグッと来た。
そして「俺たちの明日」。
この日はこの曲でひと泣き。
何度目だろ…?笑
もうライブでもCDでも飽きるくらい聴いている曲なのに。
生の歌というのは、相手が聴き倒して飽きているような曲にすら新たな感動を吹き込む力があるんだな。
何しろこの曲は本当に歌詞が絶妙なのだ。
これからもきっと何度も何度も聴き続けていく曲。
あと「大地のシンフォニー」。
この曲は私がエレカシファンになって最初にリリースされたシングル曲。
エレカシに一番夢中になっていた頃の思い出の曲だ。
最近はあまり聴いていなかったせいか、この曲が始まったとたん意表を突かれたように感情が溢れ出した。
あの頃からずっとずっと毎日のようにミヤジの歌を聴いている。
途中、聴けなくなってしまった時期もあったけど、こうして今ふたたびライブでエレカシの音楽を聴いていることに、ふいに感動して泣きそうになった。
本編最後の「ファイティングマン」では、わりと座っている人が多かった周囲がみんな立ち上がって拳を振り上げていたのが印象的だった。
アンコールは「涙」に聴き入り、「今宵の月のように」、そして「待つ男」でラスト。
もう一回アンコールがあるかと待っていたが、アンコールは一度だけだった。
2017年に向けて
一年越しのエレカシライブだったけど、ミヤジの伝えたい思い、しっかり受け止められた気がする。
個人的にも色々あった2016年。
色んなことを経て、ようやくまたここに戻ってこれた。
2017年はなんと47都道府県ツアーが決まったし!
エレカシが!
これはすごいこと!
新春ライブでの失敗を教訓に、ツアーはファンクラブ先行申し込み開始と同時に地元ホールに申し込んだ。
ぜひ良席を頼むよ。
あ、そうそう。
どの曲でだったか忘れたけど、威勢よくギターで曲のイントロを弾き始めたミヤジ、なぜだかギターのチューニングがめちゃくちゃでデタラメな音が出ちゃって、
「なんだ、このギター!」とミヤジも驚いて演奏止めていたね(笑)
みんな笑ってて和んだw
硬派なだけじゃない、こんな愛嬌のあるミヤジだからファンはますます釘付けになってしまうんだ。
お花もたくさん。
写真以外にももっとたくさん。
年末のミヤジ主演ドラマ「俺のセンセイ」スタッフからも来ていた。
ドラマのミヤジより、やっぱりステージで歌うミヤジが一番素敵で一番輝いている。
よし、私ももっと輝けるようにがんばろう。
2017年はぜったいに良い年にするぞ。
●セットリスト●
1.「序曲」夢のちまた
2.今はここが真ん中さ!
3.新しい季節へ君と
4.悲しみの果て
5.デーデ
6.星の砂
7.真冬のロマンチック
8.珍奇男
9.愛すべき今日
10.はじまりは今
11.翳りゆく部屋
12.晩秋の一夜(一筋)
13.桜の花、舞い上がる道を
14.笑顔の未来へ
15.ハナウタ~遠い昔からの物語~
16.夢を追う旅人
17.俺たちの明日
18.RAINBOW
19.ガストロンジャー
20.大地のシンフォニー
21.ズレてる方がいい
22.東京ジェラシィ
23.i am hungry
24.so many people
25.ファイティングマン
◆アンコール ◆
26.涙
27.今宵の月のように
28.待つ男
miyamonさん^^
そうなんです、「真冬のロマンチック」をやったんですよ。
私もこのリズムがすごく好きです♪
メモ表情も声も‥‥‥ぜんぶカッコいいですか~、ですよね(*´ω`*)
その映像見たくなりましたw
新春はファンになってから毎年行ってるんですが、来年はちょっと無理かもしれませんねぇ…。
CDが来たらチャンスに賭けてみますけど、まぁあまり期待しないでおこうと思います^^;
せめて生中継、それが無理ならDVD発売して欲しいですね。
新春はわりと王道なセトリのことが多いのですが、来年はどうなりますかね?
新春と野音だけは外したくないと思いつつ、去年は野音は行かれず仕舞いでしたし、来年はとうとう新春からもはじかれてしまいそうで、今後はこれまでのようには行かないかな~と淋しい気持ちになってます( ノД`)シクシク…
これまでが恵まれ過ぎていたのかな~。
miyamonさん、大阪なら行かれそうですか?
さいたまも控えてますけど、新春はまた雰囲気が最高なので、ぜひいつか参加してみてください^^