私はやっぱりミヤジの耳のことが相当ショックだったのです。
そりゃあ前から、ミヤジの歌う姿を見て、 こんなに身を削って歌っていてこの人大丈夫なんだろうか?
こんな風に歌い続けたらこの人そのうち死んでしまうじゃないだろうか?
…なんてことを感じてはいた。
でも、心のどこかではミヤジは不死身のような気がしていた。
まるで石くんの言葉みたいだけど(笑)
そう、石くんが言うように、 こんなにすごいミヤジが普通の人と同じように歳をとって寿命を迎え、そしていつか死ぬだなんて、 なんだかありえない事のような気がしていた。
病気や怪我とも無縁なスーパーマンのように思っていた。
ところが、ミヤジは耳の病気になりステージでライブをすることができなくなってしまった。
あのミヤジが、
まさかまさか病気になって、 、 、
しかもライブができなくなるだなんて、、、
私の中のミヤジ不死身神話がガラガラと音を立てて崩れた。
ミヤジは私たちと同じ、脆く儚い生身の人間。
そのミヤジが、一人であまりにも大きなものを背負って戦っている。
言葉に尽くせぬ思い…。
こんなに次から次へ休むことなく溢れてくるのに、 言葉にして開放することが出来ない。
これだけ書いていても、ちっとも感じたままを伝えられていない。
もどかしい。
歯痒い。
ミヤジの次の戦いは野音の舞台。
その場に立ち会えることを畏れ多く思う。
私はエレカシのファンに相応しい人間だろうか。
そこに居ることが許される人間だろうか。
ミヤジに対面するのが怖い。
会いたいけど、怖い。
ミヤジの話を聞くのが怖い。
どうか魔法のようにミヤジの耳が治ってしまって、 今までと何にも変わりなく歌い続けることが出来ますように。
日比谷野音のライブがこれからも10年20年と続いて行きますように。
それから、新曲が売れますように!
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