こう涼しくなってくると、あったかい部屋で読書がしたくなる。
読書の秋だ、 まさに。
でもこれはマヤカシの秋なんだろう。
また来週から夏が戻ってくるらしい。
はぁ…
でも昨日も今日も本当に涼しくて、 日中も汗かくことがほとんどない。
やっぱり快適だ。
急に村上春樹が読みたくなって図書館に行ってきた。
村上春樹と重松清を借りた。
本当に秋が来て、寒いくらいになってきたら、 今度はホラー小説でも読みたいな。
映画はダメだけど小説なら大丈夫なのです。
日本の小説がいいな。
読書の時間を捻出するのがけっこう苦労するのだけど…。
録画したドラマもどんどん溜まるし。
とにかく今は春樹ワールドにどっぷり浸りたい。
余談だけど、明治の文豪のひとり島崎藤村は、 本名を「島崎春樹」というんだそう。
どちらも私が住むこの町にゆかりのある作家なので、 春樹つながりと知りますます興味が沸いた。
村上春樹の本名は何て言うんだろう?
調べてみたら、非公開とな。
駅の近くに、村上春樹の好きな柿ピーを売ってる店がある。
一袋600円もするんだけど、興味津々で一度買ってみた。
スーパーで売ってるものとはまったく別物。
すごく美味しかった。
店の人の話では、実は彼は袋詰めのものではなく、 お好みでブレンドするらしい。
その配分まで尋ねるのはちと憚れたので、 とりあえず袋詰めのを買ってみたんだけど、本当に美味しかった。
島崎藤村が好きなお饅頭もある。
これも美味しい。
この町に嫁いでこれまでにたぶん100個以上は食べてるから、 もう自分でわざわざ買って食べることは無いけど、 上品な甘味の美味しいお饅頭である。
小さい町だけど名物はあれこれ多いかもしれない。
代々続く名店が多い。
観光地でもある。
とっても地味だけど、 歴史の町なんである。
今はもうかつての賑やかさもなく、 ただの地味な田舎町になってしまったけど、
このひなびた感が何とも好きだ。
不便ささえも愛してる。
海と山。
ところどころに潜む歴史の足跡。
本当は島崎藤村を読みたいんだけど、 前に図書館で手にとって数秒で挫折…(–;)
あれはとても読めんです。
岩波文庫は厳しい…。
新潮文庫はどうだろうか?
宮本先生なら問題なく読めそうだけどね。