先週の金曜日、八王子にある「村内美術館」と「東京富士美術館」へ行って来た。
村内美術館とは、「日本初の家具と絵画のコラボレーション美術館」だそうだ。(HPより)
もともとは、カミーユ・コローの絵を観たくて、所蔵美術館を探していたところ、
何だか聞いたこともないようなこの美術館に、コローの絵が何点かあるという。
気になって調べてみたところ、ここは本来は家具屋さん。
どうやらここの会長さんが蒐集して来た数々の西洋画を、家具と一緒に展示してあるらしい。
バルビゾン派の部屋なんていうのもあって、興味は募る一方(笑)
そして、この村内美術館の近くには、最近「ロイヤル・アカデミー展」の展示を始めたばかりの東京富士美術館がある。
これはもう行くしかない!と、いてもたってもいられず出かけて来た次第^^
八王子駅から村内美術館の送迎バスに乗り込み10分少々。
大きな家具屋さんのエントランスに到着する。
さっそく店に入り、ソファ売り場などを通り過ぎエレベーター乗り場へ。
3階に上がると、
やっと村内美術館の入り口がある。
お客は私ひとりだったようで、300円のチケットを買うと、
「今、電気を点けますね。」と受付のお姉さん。
ゆるい・・・(笑)
中に入ると、めずらしい椅子がたくさん並んでおり、
壁にもぎっしり大きな絵画が。
絵の内容は、「バルビゾン派から印象派、エコール・ド・パリなど、
19世紀から20世紀にかけてのフランス絵画の流れをたどる約140点のコレクション」とのこと。(HPよりw)
私のお目当ては「バルビゾン派の部屋」。
さっそく足を踏み入れると、もう部屋全体の雰囲気がほんと好きな感じでうれしくなる♪
そしてコロー、コロー。
あった。
けど、、、ちっちゃ!
それに、2枚しかない!
なんでやの・・・?泣
私が調べた限りでは、コローの絵はもっとあるはず。
と思って、さらに調べてみると、なんと「30日はミレー、コローの日」などという文面が。
ということは、毎月30日に行くとミレーやコローの絵がもっとたくさん見られるってこと?
ぬかったな〜
せっかく八王子まで出向いて行ったのに、やっと見れたコローはやたら小さいし2枚しかないし。
でもまぁ、本物のコローであることには変わりない。
目を凝らして見て来た。
ちょうどコローの2枚の絵の前にあるソファだけ、座ってOK!の張り紙がしてあったので、
お言葉に甘えて素敵なソファに腰かけてゆっくり絵を堪能した。
そして、エコール・ド・パリという絵の中に、
長年うちのトイレに飾ってあった額に入っていた絵を発見。
貴婦人が二人、緑の中で犬の散歩をしている絵なんだけどね。
いやー、びっくりした。
誰の絵かもまったく知らず、ただインテリアとして適当にトイレに飾ってあっただけで・・・。
まさかこのタイミングで本物に出会う日が来ようとは。
さて、このあと、
ここから徒歩15分という東京富士美術館へ向かう。
続く。