昨日、また美術館めぐりの計画を立てて行ってきたんだけど、急きょ予定を変更することとなった。
予定では、上野の西洋美術館で常設展を見て、それから東京駅近くの三菱一号館美術館のミレー展に行くことにしてたんだけど、上野で西洋美術館へ行く途中、旧岩崎邸への案内表示を見付けてしまい、前から行きたかった場所だったため思い付きで西洋美術館の前に寄り道することにした。
不忍池の横を通って旧岩崎邸へ向かう途中、紅葉がとてもキレイだった。
久しぶりの不忍池。
そしてすぐに到着。
入り口を入って進んで行くと、大きな大きなイチョウの木。
下から打ち上げ花火を見上げているような、本当に素晴らしい眺めだった。
明るい雰囲気でありながら、なんとも存在感のある重々しい洋館。
中は撮影禁止だったため写真はないけど、広い広い館内、高い天上、長い廊下にたくさんの扉、柱や壁の凝った装飾、広いバルコニーからの庭の眺め、もうすべてが夢のように素晴らしかった。
建物内の見学が終わるとそのまま庭に出る。
広大な庭。大きな公園のよう。
いい季節に来たなぁ…としみじみ。
庭から建物を撮影。
たった400円でこんなに素敵なものが見れて得した気分である^^
お掃除のおばさんでもいいからここで雇ってもらいたいと思ってしまった(笑)
こんなお城みたいなスゴいお屋敷で暮らしてた人が実際にいたことにあらためて驚いてしまう。
三菱財閥?
昔のお金持ちって庶民には想像もつかないような夢のような暮らしをしていたんだなぁ。
贅沢っていうか、もう本当に夢そのもの。
バルコニーかな、サンルームみたいなところに、その同じ場所で撮影した一族の昔の写真が飾ってあったんだけど、みんなすごいいい服を着て、ビシッと決まってて、女性も着物姿で、髪も綺麗に結い上げて、もう一分の隙もない完璧さで。
それでいて何だか優雅な柔らかい雰囲気が伝わってくるようで、その悠然とした空気に包まれたその人たちにちょっと飲まれたというか。
住む世界の違う人たちのこの完璧さと余裕にショックを受けたというか。
もう「一流」が服着てソファに座ってらっしゃるんですよ。
圧倒されます、ほんとに。
ここで予想以上に時間かかってしまったので、西洋美術館は諦めて三菱一号館美術館へ向かった。
便利な東京メトロのおかげで、旧岩崎邸から三菱一号館美術館まで電車の待ち時間を入れても30分かからなかった。
すごい、東京メトロ。
上野駅まで戻らなくても岩崎邸のすぐ近くに千代田線の湯島駅の入り口があるんだもの。
▼ミレー展についてはこちら。