1988年3月21日。
エレカシはシングル『デーデ』とアルバム『THE ELEPHANT KASHIMASHI』を引っ提げてデビューを果たしました。
今日はその日からちょうど31年。
デビュー31周年記念日です!
エレカシ、デビュー31周年!
今日はデビュー31周年記念日。
本当におめでとうございます✨
エレファントカシマシが結成されたのは、1981年。
その後、せいちゃんが加わって今の4人になったのが、1986年。
なので、4人の歴史は33年ということになります。
メンバーたちにとってエレファントカシマシの歴史は、両親兄弟や奥さんと過ごした日々以上に長いわけで。
私には想像もつかない世界です。
こんなに長いあいだ音楽活動を共にして、すごい楽曲をたくさん世に送り出してきたエレカシ。
私が彼らを知ったのは『今宵の月のように』の頃で、それまではまったく存在すら知りませんでした。
2011年の冬にファンになってからエレカシの歴史をさかのぼり、昔の『デーデ』や『花男』、『珍奇男』、『男は行く』といったエピック期の曲を初めて知ることに。
そのときの衝撃といったらなかったです。
最初は思わず耳をふさぎたくなってしまったけれど、どういうわけか気になって気になって曲が頭から離れず、決して耳に心地よい音楽ではないのに来る日も来る日も聴き続けていた時期がありました。
とくに仕事で辛かった頃は初期ばかりリピートしていました。
『うつらうつら』、『優しい川』、『月の夜』、『偶成』。
宮本さんの泣いているような歌声、魂をゆさぶる絶叫に心が救われました。
もっとやさしい曲や励ましてくれる曲はほかにたくさんあるのに、なぜ私はこのような耳をつんざくような絶叫を聴いて慰められているのだろう?と、自分でも不思議でした。
初期の曲にハマったらもう抜け出せないですね…。
ユニバーサル期の明るい開けた曲も、一枚剥げば奥には初期のころの衝動がピュアなまま存在しているような気がして、聴くごとに心に突き刺さってくる。
エレカシを知る前は、音楽は私にとって楽しみや癒しのようなもので、一緒に盛り上がったり、時にやさしくいたわってくれたり、落ち込んでいるときはそっと慰めてくれるような、いつでも傍らに寄り添ってくれる心地よいものでした。
エレカシの曲はそういう感じはまったくないんですよねぇ。
傍らに寄り添うなんて生易しい歌じゃないです。
でも曲を聴いているとなぜか不思議とじわじわ前向きな気持ちになってくる。
前を向かなきゃ、歩き出さなきゃって、誰かに支えてもらうんではなく、自分の両足で踏ん張って歩いて行こうという気にさせられる。
その力がみなぎってくる、そういう曲なんです。
なにより、ライブで歌う宮本さんを見ていると、自分まだまだ本気出してないな、、、と痛感させられます。
あんなの見せられたら、じっとしていられるわけがない。
エレカシファンになってからは、ずっとこんな気持ちでいます。
そして、「こうありたい」と思う自分に少しずつ近づけているような気がします。
当たって砕けてもいい、ごまかさず真っ向から勝負する姿勢が尊いのだと。
それをちゃんと実践できる自分になってきたんじゃないか?という気がするんです。
まぁ、ダメダメな時もいまだにあるんだけど…。
理想は高いくせに行動が伴っていない時もあるんだけど…。
それでも何かが変わってきた気がしていて、それが自分でもうれしいのです。
エレカシと出会ったからかなぁ?と思うと、2011年のあの冬の日にふと思いつきでYouTubeでエレカシを検索した自分、あっぱれです(笑)
あの日、たった1日のあの行動がその後の私を変えた。
…な~んてドラマチックに書いてみたけど、でもそのとおりじゃないですかね。
“あの日”がなければ、私は今も『花男』や『うつらうつら』を知らなかった。
『なぜだか、俺は祈ってゐた。』も『化ケモノ青年』も。
今はこんなに私の生活に沁みついているこれらの曲を知らずに過ごす別の自分がいた。
エレカシはここ1~2年ですごくファンが増えたけれど、それはエレカシが今も音楽活動を続けてCDを出してプロモーション活動もがんばって露出し続けているからですよね。
ファンになる前の私も無意識のうちにCMやらテレビやらラジオやらで宮本さんの歌声を耳にしていたし、だからエレカシがまだ活動していることだけはなんとなく知っていました。
例のあの日にふとエレカシのことが頭に浮かんだのも、事前にそうしてあちこちのメディアで無意識ながらもエレカシの曲に触れていたからだと思います。
ファンになるタイミングは人それぞれで、何かがピタッとハマった瞬間にそれは突然やってくる。
自分でも抗えない力が働いて、強烈に引き寄せられファンになっていく。
理屈でも意図的なものでもなく、まるでアクシデント。
そういう人が全国に大勢いて、いつしかエレカシは人気ロックバンドになった。
そしてこれからもそういう人はますます増えていくと思います。
だからやっぱり、売れるためには人の目に耳に触れる機会を増やすこと、つまり宮本さんがこれまでこだわってきたように「メジャーの場で活動を続けていくこと」に尽きると思います。
「デビュー〇〇年」の数字が増えていくのはファンとして本当にうれしいこと✨
31年も宮本さんはソロ&バンド活動で大忙しだし!
32年のエレカシは、いったいどんな活動をしてどんな作品を届けてくれるだろう?
好きなミュージシャンがあんな上昇志向の強い人でガッツのある人で本当に良かった!
これからもきっと楽しみが尽きませんから♪
そんなわけで、31周年のおめでとうと、今後のさらなる活躍を心よりお祈りいたします!
まずはFM802のコンサート、めちゃくちゃ楽しみです✨
では!
連投でなんかお恥ずかしいけどコメントします。
未だ拭えぬものも抱えているけど(私が勝手に)こうしてバンドの歴史が積み重なっていくことは嬉しいですね。そして歩子さんのエレカシへの向き合い方が素敵だなぁと思います。
私は中期の混沌としたバンドの空気の中で生まれた作品が大好きです。「町を見下ろす丘」が私の生涯の友として側にいます。
アクシデントはトミと成ちゃんに惚れたこと…
歩子さんも、ここまで宮本氏に惚れるとは思わなかったのでは??
幸せなアクシデントですよね(^^)
もう好きじゃないかもと冷め始めた時に、歩子さんのブログでトミの姿を見てトキメキが溢れて踏みとどまりました。ありがとうございます!
エレカシと共に我々もファン歴を重ねていきたいですね!!
ボンさん。
「町を見下ろす丘」、ほんといいですよね。
エピック期には多大な影響を受けましたが、私もしみじみ好きだなぁ~と思うのはEMI期のアルバムです。
再生回数の第1位は「扉」で、次が「風」なんですが、新しいアルバムが出ても結局またEMI期に戻ってくるという^^;
「町~」も大好きです。
なんか落ち着くんですよね、あの雰囲気が。
混沌としたバンドの空気の中、、、そうですよね、ほんとに。
この時期の曲、やけに心にしっくりハマってくれて、暗いんだけど心地いいです♪
ボンさん、本当にトミと成ちゃんが好きなんですね~
はい、おっしゃるとおり自分がまさかここまで宮本さんにのめり込むとは思ってませんでした。
もともと好きなタイプだったので何かと気になる存在ではありましたが、ずっと他のミュージシャンに夢中だったので(笑)
トミの姿、例のヤマハのツイートですね!
よかった、ボンさんがエレカシファンを続行してくれて^^
はい~、これからも長くファンでい続けたいです♪
エレカシを知ったのは悲しみの果ての頃、どんな人達なんだろうと思いながら通勤で聴いてました
音楽番組で見てトークの楽しさと音楽のカッコ良さのギャップにエレカシ素敵だなぁと興味を持ったけれど、いろんな音楽の中にエレカシもあるという感じでした
月日は流れ今ではエレカシだいすきな私、出会えて良かったです。エレカシの音楽、宮本さんの歌声を聴くと前を向いてたくましく歩いていきたいと勇気づけられます
そしてエレカシを応援できる幸せの中に歩子さんとの出会いがあります(^_^)感謝✨
きみぽんさん。
音楽とトークのギャップ、すごいですよね(笑)
カッコよさとかわいさが混在していて、あれは女心をくすぐりますよね( *´艸`)
私も2008年ごろに一度ふと思い立ってエレカシのCDをレンタルして聴いたんですが、そのときは「エレカシいいなぁ~」と思うくらいで。
なぜそこでハマらなかった!?と今でも不思議ですが、やっぱりハマるべき時というのがあるんですねきっと^^;
ほんと、出会えてよかったです♪
新しいミュージシャンを好きになるたびそう思うんですが、エレカシは別格ですねぇ。
いつまで経っても気持ちが冷めないし。
エレカシ愛を綴りたくてこのブログを始めましたが、そのおかげできみぽんさんを始めいろんなファンの人たちと出会えてものすごい幸せを感じています^^
きみぽんさん、いつもやさしいお言葉をかけてくださって感謝感謝です✨
歩子さんこんにちは(*´-`)
息子さんの合格おめでとうございます!!笑顔がみれて、本人も納得いく進路が決まって本当に良かった!!
御主人様の具合いはいかがですか?良いことがあれば、嫌なこともある…人生って本当に山あり谷ありで、なかなか平坦にはいかないものだと感じてます。
私の主人は、悪性リンパ腫を患いましたが希望を捨てず治療し、20年近く経ちますが元気に過ごしています。今の医療は、どんどん進歩してると思いますし、いろんな解釈や、治療法があると思います。
とはいえ、御主人様の心が、悲しくなったり落ち込んだりするのは当然で、支える家族(特に歩子さん)はまた大変だと思います。
どうか、できるだけ明るい気持ちで、大丈夫!何とかなるよ!の気持ちでいて欲しいです。
さてさて、石くんのハッピーバースデー✴️から、エレファントカシマシとしてのイベント参加のお知らせ✴️デビュー記念日✴️と、嬉しい事が続いていて、気分が明るくなってます。
歩子さんのデビューおめでとう!のブログ読んで、もう感動してます。
私も同じような出会いで、はじめて聴いたのは悲しみのはてで、やっぱりエピック時代の事はまったく知りませんでした。その後は、子育て中心でなかなか音楽に耳を傾ける余裕がなかったんですよね~。でもその間もずっと変わらず活動していてくれていたお陰でこうしてまた出会う事ができたので本当に良かった。
エピック時代の曲にはまると、抜け出せなくなる。わかります。私もその道でした。初期の曲には、ここ最近のきらきらした感じの曲とはまた違う儚さや力強さがあって胸が熱くなるんですよね。そして学ぶ事や考える事がたくさんあります。
本当にあの日あの時がなければ、私の人生は違っていたな~(^_^)
これから先も、4人が元気にエレファントカシマシを続けてくれると嬉しいなぁ~思ってます。
ふうせん。さん。
ありがとうございます!
息子もようやくホッとして、今は友達と出かけまくってます。
新しく始まる息子の大学生活に私までウキウキしています(*´ω`)
オットはまだメンタルが立ち直れていないですが、心肺機能を鍛えるべくウォーキングを日課にしたり、暴飲暴食を控えるようになったりと、健康志向が高まっていて良い感じです^^
ふうせん。さんのご主人様もそのようなことが…。
ご夫婦で乗り越えてこられたのですね。
私も見習いたいです。
がんばりますっ!
>その間もずっと変わらず活動していてくれていたお陰でこうしてまた出会う事ができた
本当に。
いったん「今宵~」で売れたあとめっきり見かけなくなってしまって、私の脳内からも完全にフェイドアウトしていたところに、ウコンのCMで「俺たちの明日」がきて、おおエレカシまだやってたんだ!と。
世間からそっぽ向かれていた時期もずっと活動を続けていてくれたから、いま時を超えてEPIC期やEMI期の素晴らしい曲に出会うことができました✨
EPIC期の曲、たまらないですよね。
心をえぐられるようです。
今日、エレカシの夏フェスのニュースが発表されましたが、エレカシがこれからもずっと変わらず活動を続けてくれることを願ってます!
こんにちわ
はじめてコメントさせていだたきます!
私は突如今年の2月頃から沼にハマりました。
林檎コラボでもソロ影響でもなく、ふと心に「さあ、がんばろうぜ」の言葉が浮かんで、「あぁ、こんな歌を歌ってた人いたなぁ、誰だっけ」と「さあがんばろうぜ」でググりエレカシに辿り着きました。
なぜだか妙な運命です。
そして歩子さんのブログにたどり着き今までのエレカシやミヤジについてお勉強させてもらってました。
聴けば聴くほど、知れば知るほどどんどん深みにハマっていきます。
まだまだ新参者のエビバデですが、歩子さんのブログなどで情報を拝見出来れば嬉しいです!
えりちんさん。
はじめまして。
コメントありがとうございます^^
エレカシは入り口がどこであれ、知れば知るほど魅力的なバンドでどんどんハマっていきますよね~
歴史が長いバンドなので、これまでの作品をたどるだけでも大変かと思いますが、私からするとこれからたくさんの感動に出会えるえりちんさんがとても羨ましいです✨
エレカシや宮本さんの情報をこれからもがんばって発信していきますので、よかったらぜひまたいらしてください!