宮本さんの縦横無尽ツアー、東京国際フォーラム公演2日目に行ってきました!
この直前、参加予定だった栃木のチケットを泣く泣くトレードに出し、東京ももしかしたら行かれないかもしれない……と腹をくくっていたのですが、何とか無事に参加することができました。本当に良かった。
この辺の事情はまたおいおい書くとして、まずは忘れないうちに14日のレポートを書いておこうと思います!
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宮本浩次「TOUR 2021〜2022 日本全国縦横無尽」、本日22本目、東京・東京国際フォーラム ホールA公演です。
グッズの先行販売は、15:00スタート予定です(状況により変更となる場合がございます。)。 pic.twitter.com/qRiEKdkNLe— 宮本浩次Official (@miyamoto_hiroji) February 14, 2022
宮本浩次 縦横無尽 東京国際フォーラム2日目 セットリスト
【第1部】
01.光の世界
02.夜明けのうた
03.stranger
04.異邦人
05.きみに会いたい-Dance with you-
06.化粧
07.春なのに
08.shining
09.獣ゆく細道
10.ロマンス
11.冬の花
12.悲しみの果て
13.sha・la・la・la
14.浮世小路のblues
【第2部】
15.passion
16.ガストロンジャー
17.風に吹かれて
18.今宵の月のように
19.あなたのやさしさをオレは何に例えよう
20.この道の先で
21.十六夜の月
22.rain-愛だけを信じて-
23.P.S. I love you
【アンコール】
24.木綿のハンカチーフ
25.東京協奏曲
26.ハレルヤ
ライブレポ&感想
数年ぶりの東京国際フォーラム。
前回はエレカシの新春ライブで訪れました。
宮本さんのライブは、Aホール。
光の道を進みます。
この日の席は、1階後方ブロックの一番端っこでした。コロナ感染のリスクを思えば、端の席はとてもありがたかった。でも、ステージが遠い……。
肉眼では演者の方の表情までは分かりません。PAOで取ったチケットとしては、今回が一番ステージから遠い席だったかもしれないです。
開演40分ぐらい前には席に着き、じっとライブ開始を待っていました。
私から見える範囲はほとんど空席がないというか、ほぼ満席の状態。コロナが理由でチケットをトレードに出すなんていうのはやっぱり少数派なのだろうか。栃木にも行けばよかったかも…?なんて思いも一瞬よぎりました。
でもこれだけの人がいる割には静かで、皆さんちゃんとマナーを守って開演を待っている様子でした。
そして、いよいよライブスタート。
先に感想を述べておくと、宮本さんの縦横無尽ライブは想像していたよりずっと良かったです!
こんなに素敵なライブだなんて思っていなかった。これまでCDや配信でしか聴いていなかった数々の曲が、ライブ会場で生の演奏、生の歌声で聴くと、こんなにも違って聴こえるものかと感激しました。
同じ曲なのに不思議なんですけど、CDではそれほどでもなかったのに、この日生で聴いたらものすごく引き込まれて、大好きになった曲もありました。ライブってほんとすごいです。魔法みたい。
では、印象に残ったシーンを中心に感想を書いていきます。
ライブスタート
1曲目は『光の世界』。
ステージは遠いけど、宮本さんの声はこの席にもそれはもう力強く届いて鼓膜をビリビリと震わす。しっとりした静かな曲なのに一気にボルテージが上がりました。
太刀打ちできないほどの圧倒的美声。だけど太くて強くて頼りになる声。やっぱり宮本さんの歌声がこの世で一番好きだ。
『夜明けのうた』は、スクリーンの映像の美しさに息を飲む。
最初、薄暗い中で曲が始まり、夜明けと共にだんだん明るくなっていく空。その朝焼けの空をバックに歌と演奏もどんどんダイナミックになり、グワーッと気持ちが盛り上がりました。
やっぱり何より曲がいいんだよなあ。そして演出も素晴らしかった。この曲をこんなに素敵に聴かせて(見せて)くれて感激です。
“夜明けはやってくる 悲しみの向こうに”
何だかこの先の自分の日々にも希望を感じ、心が温かくなりました。
3曲目の『stranger』が、すごくカッコよかった!
やっぱりこういう感じが好きなんですよね、私。
まさに好みド真ん中の曲、しびれました。
▼ちょうどこのタイミングで大阪城ホールのライブ映像が公開されたので、貼っておきます。
『化粧』、『春なのに』のような曲は、やっぱりライブで聴くと別物感があります。静かな曲で印象が薄くなりがちかと思いきや、ものすごく存在感を放ってました。
『君に会いたい-dance with you-』や『獣ゆく細道』は、今や懐かしの曲といった感じに思えてしまう。
でも、ソロ第1弾だった『冬の花』はもう別格でした。ソロもだいぶ長くなってきたけど、今でも私はこの曲が一番好きみたい。赤い花びらが宮本さんの上からはらはらと落ちてくるのがとても幻想的でした。宮本さんはおもむろに花びらを拾って、もしかして客席に投げたりするのかしらと思ったら、そのまま自分の体になすり付けていました(笑)
その後、『悲しみの果て』が始まり、この縦横無尽ツアーでもエレカシの曲をやることにちょっと驚きました。でもこの『悲しみの果て』は良かったなあ。
そして、『ガストロンジャー』や『風に吹かれて』や『今宵の月のように』と、エレカシ曲を立て続けにやっていて、このときばかりは少しだけ白けてしまったかな。白けたというか、曲にいまひとつ入り込めなかったというか。『今宵~』の、最後盛り上がる終わり方は、ちょっと新鮮で記憶に残っています。
で、前後しますけど、『sha・la・la・la』が思った以上に良かった。 こんなにライブ映えするんだなあ、この曲。途中でミラボールが上から下りてきて、お、ミラーボールだ、と思った瞬間、パーッと会場中に光が広がり、ものすごく幻想的できれいでした。その中でみんな曲に合わせて手を振ってて、私の位置からはその光景もセットの一部のように見えて、何だか夢を見ているみたいで。すごく感動しました。今後この曲を聴いたら、このときの光景を思い出しそう。
次の『浮世小路のblues』で、1部終了。
この曲は元々大好きな曲でしたが、うん、やっぱりカッコよかった!
でも、期待してた曲が期待どおりカッコいいよりも、上の『sha・la・la・la』のように、ライブで聴いたら思っていたよりずっと良かった、っていう曲のほうが感動が大きい。ライブならではの楽しさですね。
2部は『passion』からスタート。
これも改めて聴くといい曲だな~と思いながら聴いていました。実は宮本さんのアルバムはエレカシのほど聞き込んでいるわけではないんですが^^; でもこの日のライブでこれまでとは違った印象を持った曲も少なくなかったので、また新たな気持ちでアルバム『縦横無尽』を聴けそうです。
さっきエレカシ曲でちょっと白けてしまったと書きましたが、『あなたのやさしさをオレは何に例えよう』は、これだけはうれしくなってしまって、うわーっと盛り上がりました。
ここでようやくメンバー紹介。席が遠いためか、名越さんとキタダマキさんを取り違えて認識していたことにここで気付きました^^; いくら何でもそれはないよな……とショック。最近急に視力が落ちたんですが、ここは真剣に対策を考えたほうが良さそうだ。
そして、ドラムの玉田豊夢さんは唯一これまで他のライブで何度か演奏を聴いたことがあり、ちょびっとファンでもあったので、豊夢さんのソロパートにはきゅんきゅんしてしまいました(笑) でもひいき目なしでもすごかった!やっぱり上手い!
2部の最後は、『P.S. I love you』。
この曲もライブで聴くとグッと深みが増しますねえ。少しホロリとしてしまった。
それにしても、バンドは腕の立つ一流ミュージシャンばかりで、演奏が最高なのはもちろん、音楽に対する熱さというか、技術の高さだけではない情熱や凄み、何というか、ハートを感じて、エレカシとは別の魅力を大いに感じたのも事実で。そこはもう認めざるを得ないというか。だから、本当に行って良かったです。ベテラン揃いだけど、宮本さんへのリスペクトをすごく感じて、本当に素敵な雰囲気で、素晴らしいライブだった。
最後、アンコールです。
アンコールは何といっても『東京協奏曲』が素晴らしかったです。この日一番聴き惚れました。心をグッとつかまれました。これを聴けただけでも、今日来た甲斐があったなあと思える歌唱でした。
この曲は本当に宮本さんの声の魅力が際立つ曲ですよね。小林さん、分かってるな~。
最後の最後は、『ハレルヤ』。
やっぱりそうだよな、と思った。肝心のラストなのに、あまり歌や演奏についての記憶が残っていないのが悔やまれます。なんでなの……。とにかく会場はものすごい盛り上がりでした。それだけはよく覚えています。私も盛り上がり過ぎてしまったんだな。記憶が飛んじゃうくらい。
ライブはこれで終了でした。
MC・その他
この日、あまりMCは多くなかったです。
雑談的なMCはほとんどなかったような……いや、何か言っていたような気はしますが、忘れてしまったみたいです^^;
ちょっとびっくり&笑ってしまったのが、宮本さんの「有楽町ベイベー!」という声掛け。
え…? そこは「東京ベイベー」じゃないの?って思いました^^;
で、最後かな、本編終了後かな、忘れましたけど、メンバー全員が寄り集まってお客さんへお辞儀。宮本さんがメンバー1人1人とガシッとハグしていたような記憶があります。いい光景✨
あと印象に残ったのは、何かの曲でスクリーンに宮本さんのシルエットが映されていて、それが曲に合わせて何体も何体も次々登場してくるというのがありまして。そのシルエットがもうカッコよくて、スクリーンばかり見てました。
シルエットは何種類かポーズがあって、どれもカッコよかったので、あのシルエットを使ったグッズを作ってくれたら買うのにと思いました。
あと結構、ライブのリアルタイムの映像もスクリーンに映し出してくれて、遠い席の私はとてもうれしかったです。周囲の人もオペラグラスを覗いている人ばかりというような席だったので。おかげで宮本さんの顔がよく見えて、宮本さんのライブに来たんだという実感をよりかみ締められました。
今回、照明やスクリーンの演出がすごく素敵で、ライブに大いに華を添えていたと思います。シンプルで質実剛健なエレカシのライブが好きと言いつつ、やっぱりこのような華々しいステージは心躍ります。
宮本さんが以前、雑誌のインタビューで、ソロライブはいろんな演出を凝りたいというようなことを言っていまして、その記事を読んだときは、えー、シンプルイズザベストなのに……と思っていたけど、ごめんなさい、趣向を凝らした今回のライブ、すっごく楽しませてもらいました!
***
終演。素晴らしかった。今日まで一週間、宮本浩次さんの音楽しか聴いてなくて楽しみにしてました。エネルギッシュでパワー全開。期待以上のステージでした。しかも小林武史さんが一緒なんて。最高の夜でした。また観たい。
キーホルダー欲しかったけど売り切れてました (ToT)#宮本浩次 #小林武史 pic.twitter.com/ymskWTLskM
— 小林武史 information (@kobatake_info) February 14, 2022
縦横無尽ツアー
東京国際フォーラム2days終演。
毎回更新される縦横無尽度。
最高に楽しかったです。
ありがとうございました。#宮本浩次#日本全国縦横無尽
宮本さんのインスタよりhttps://t.co/wWzSCfT0llhttps://t.co/LwPTp7SC21— 玉田豊夢 (@TomTamada) February 14, 2022
宮本くんのソロライブへ行ってきました‼️圧巻、凄まじくカッコ良かった。歌がもう、とにかく心に響いて…泣けました。バンドもカッコ良かったなぁ✨あぁ、またまた明日への活力を音楽からいただきました🥰シアワセだ❤️この数日で心の栄養満タン、頑張るゼ✊ pic.twitter.com/7twjKkVsSt
— 金原千恵子 (@chiekokinbara) February 14, 2022
2/14(月)宮本浩次@東京国際フォーラム2デイズの2日目。歌う人は誰でも、声を出しやすい体勢と出しにくい体勢があるものだが、「なんでそのポーズでそんなすごい声出るんだ」と言いたくなる時が、この人の場合ある。今日もあった。このツアー二度目の2日連続ライブだったが、声、おそろしく出ていた。 pic.twitter.com/OaPmad8PDB
— 兵庫慎司 (@shinjihyogo) February 14, 2022
▼おまけ
【#宮本浩次 、食生活に変化 「食べろ食べろ」とみんなに言われて】
「宮本浩次 TOUR 2021~2022 日本全国縦横無尽」開催中!#jwave #gl813
— J-WAVE NEWS (@jwavenews_bot) February 14, 2022
レポは以上です!
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました^^
私の縦横無尽ツアー参加はこれが最初で最後ですが、ツアーはまだまだ続きますので、引き続き情報を追いかけていこうと思います。
それでは、また!
歩子さん、こんにちは。いつも素敵なブログをありがとうございます。
東京国際フォーラム公演に、無事参加する事ができて良かったですね。
喋りが少なめだったこと、「歌」に特化していた表れだと感じています。
宇都宮を手放す決断は、ミヤジが一番わかってくれてると思います。
実は私の場合、トレードで2/13が当選しました。結果東京2日間行かせてもらえまして…驚きでしたが、それだけ多くの人が断念したんですよね。
コンサート風景と一緒にその事実も、ずっと忘れずにいようと思います。
今回久しぶりにコメントさせていただきました。
コロナを乗り越えていきましょうね!
skyblueさん。
はい、東京公演も行かれなかったら相当落ち込んだと思うので、参加できて本当に良かったです!
今回、東京1箇所しか参加していないので、他の場所がどんな感じなのか知らず(ネタバレ回避していたので)、特に違和感なく見ていたんですが、いつもはもう少しMCがあるんですね。
MC大好きなので、聞きたかったな~とも思いますが、国際フォーラムもすごく良かったので満足しています^^
トレードはなかなか決心が付かなくて、ギリギリまでうだうだと悩んでいました。
でも、特に現在就活中の息子が最終面談に差し掛かっていたので、このタイミングで濃厚接触者にしてしまうわけにはいかず、最後は踏ん切りをつけました^^;
結局、栃木公演の前に内定が出たので、行けたじゃないか~と思ったんですが、まあ仕方ないですよね。
私のチケットも無事どなたかの手に渡って、楽しんでもらえたのかなと思うと、少し溜飲が下がります。
そうですね、この事実もコンサートの思い出の一部として、いつか懐かしく思い出すんだろうなぁ。
お気持ち分かってくださってうれしかったです。
コメントありがとうございました!
栃木は残念でしたね。やはりコロナ理由でトレードに出す方が多かったのかも知れませんね。私もトレードで13日の東京追加公演に当たりました。初披露だった東京協奏曲を聞けて、生きててよかったと思いました!
歩子さんのレポを読ませていただいて、毎回本当に表現とかすごくわかりやすくて臨場感があって楽しいです!
エレカシ曲で入り込めなかったというのも同感でした。新春の後だから、余計にそう思ったのかもしれませんが。私が2階席で会場全体を見てて感じたのが、曲の出だしや曲中でも手拍子されてる方が多くて、エレカシとは全く違う雰囲気だなぁと。エレカシ曲でもそうだったので、そのノリにはちょっとついていけなかったです。もちろん別物ですから、それぞれの雰囲気はありますよね。本当に宮本さんの歌声、パフォーマンス、ずっとやりたかったことをやって充実している様子を見れて、こちらも嬉しい楽しい素敵な時間でした。
すずらんさん。
そうなんですよね。
チケットをトレードに出すというのが、こんなに身を切られるようなつらさとは…。
自分だけの問題なら強行しちゃいますが、家族にリスクが及ぶことを考えると、やはり慎重にならざるを得ず……
本当につらい決断でした。
でも、東京には無事参加できたので、栃木の無念を晴らせました!
そうそう、東京協奏曲は本当に素晴らしかったですよね。
鳥肌立ちました。
何とも幸せな時間でしたね~。
確かに手拍子多かったですね。
最近はこんな感じなのかな?と思いながら観客席を眺めていました。
ほんと、エレカシとは全然違う雰囲気でしたよね。
だからなのか、エレカシの曲ではどうも気持ちが乗らず、
盛り上がりの中に入っていけないというか、俯瞰するような気持ちでステージを見ていました。
でも、すずらんさんの言うとおり、ずっとやりたかったことがやれて、宮本さんの喜びがあふれているようで、私もすごく幸せな気持ちになりました^^
やっぱりもう1箇所くらい行きたいです~!
初めてコメントさせて頂きます。いつも読ませてもらっています(^^) 歩子さんの文章に共感出来るところが多くて、そうそう!と思いながら読んでいます。縦横無尽ツアー行って来ました。宮本さん、かわいかった(o^^o) 歌も最高でした。映像の演出があると、盛り上がりもアップしますね。私も、エレカシの曲はエレカシの4人でやって欲しいな〜って思いました。東京協奏曲は聞けなかったので羨ましいです。
まるこさん。
初めまして。
コメントありがとうございます!
宮本さん、念願だったソロの全国ツアーが叶って、すごくうれしそうでしたよね^^
歌やバンドの演奏はもちろん、演出もすごく良かったですよね!
私も、想像していた以上に楽しめて、本当に行って良かったと思いました。
でもほんと、それまでソロの世界にどっぷり漬かっていたのに、エレカシ曲で一瞬現実に引き戻されました。
宮本さんのサービス精神なのかもしれませんが、エレ曲は別にやらなくてもいいのにな~と思ってしまった^^;
でもこれだけ続けるからには、何か宮本さんなりの思いやこだわりがあるのでしょうかね…?