宮本浩次 PR

【秦基博×エレカシ宮本】憧れ対談「音楽と人」2017年7月号より

GWですが、どこにも出かけず仕事と部屋の掃除にいそしんでおります。
部屋の床にドーンと積まれている雑誌にやっとこさ手をつけ始め、流れで雑誌の切り抜き&ファイリングをしているんですが、ついつい作業の途中で記事を読んでしまうのでなかなかはかどりません💧

なかでも、とくに目が留まったのが2017年7月号の「音楽と人」
この号には、シンガーソングライターの秦基博くんと、エレカシ宮本さんの対談が載っているんです。

実は、当時この雑誌を買いそびれてしまった私は、どうしても記事を読みたくて中古で入手しました。
定価よりだいぶ高かったですけど、とても良い対談だったので後悔はありません。
とはいえ、雑誌はやっぱり発売後すぐに本屋に行って定価で購入するのがベストですね…。
ぼけっとしているうちにすぐ売り切れてしまう雑誌は多いので、今後も気をつけねば(-_-;)

対談では、秦くんがソロアーティストということで、当時からソロに興味を持っていた宮本さんがあれこれ秦くんにソロ活動のことを聞いています。

非常に今さらなんですが、2人の対談を読んだ感想を書いてみたいと思います♪

秦基博×エレカシ宮本「憧れ対談」!

なんで「憧れ対談」なのかというと、秦くんは昔から宮本さんのファンだったから、なのだそう。

対談記事の冒頭にて。

「好きなミュージシャンは誰ですか?」「会ってみたい人はいますか?」と聞くと、出てくる名前の中にいつもあったのが、エレファントカシマシの宮本浩次でした。
※引用元:「音楽と人」2017年7月号

実は秦くんは高校生のころにエレカシのコピーバンドをやっていたという過去もあり、バンドのフロントマンである宮本さんのことを以前から尊敬していたのだそうです。

以前書いた、秦くんと宮本さんの記事もよかったら読んでみてください♪

で、対談です。

初めてコピーしたエレカシ曲が『悲しみの果て』で、『月夜の散歩』も好きで部屋でしょっちゅう歌っていた、と秦くん。

「そういう話を聞くとねぇ……俺も長くやってきたんだなあってしみじみしますよ。でも秦さんはあれですか?秦基博ってお名前ですから、デビューの頃からソロだったんですよね?」

「ソロってどうですか?」

「ソロって大変じゃない?」

「ソロって、自分の歌が勝負だから、ストイックな世界なんでしょうね。逃げ場所がないっていうか。」
※引用元:「音楽と人」2017年7月号

……と、秦くんのソロ活動に興味津々な先生(笑)

ソロで活動する場合、バンドメンバーは自分で選ぶのか、自分の音を作るためにいろいろと研究するのか、ギター以外にほかの楽器も演奏するのか、あと具体的な曲作りの方法なんかをくわしく聞いてました。

内容的にはすごく真面目で深い話も出てくるんですが、随所で宮本さんらしいお茶目なトークが飛び出してきてほっこり^^

「僕なんかね、ずーっとバンドなんですよ。バンドの中でソロっぽい作り方で曲を作ったりすることはあるけど、基本はバンドなの。エレファントカシマシっていうバンドなんだけどね

「こないだも先立って日本武道館でやった時のテープを聴いていたんですよ。27曲も!最初は石くん、何だよこれはって……あ、ウチのギターで石森っていう気のいいヤツがいるんですけどね

僕はね、さっきの石くんっていう友達にiPadっていうのを借りてるんですよ。でも使ってたら、たまに画面が変わっちゃうんですよね。そうなるともう、どうしていいかわからない。『おーい石くん、石くーん』ってなるんですよ。」
※引用元:「音楽と人」2017年7月号

 

で、宮本さんて人と話すとき、たまにすごく謙遜するときありますよね。
絶対そんなこと思ってるわけないのに、、、みたいな謙遜の仕方をするときが(笑)
それが今回も出てたので、思わず笑ってしまいましたw

秦くんがギターしか弾けない、という話から、(秦さんみたいに)歌がすごく上手い人は楽器の方にあまり行かないのでは、というトークの流れの中で、

「そういう人はさ、歌だけで成立するんだもん。僕みたいなタイプは、そんなに歌が上手いわけじゃないから、曲をどうにか形にしようと悪戦苦闘するんだけどさ」
※引用元:「音楽と人」2017年7月号

そんなこと思ってもないでしょ宮本さん(笑)
それどころか、日本一、世界一くらいに思ってるはずだよね^^;

この発言に対し秦くん、

「僕は、宮本さんの歌にすごく影響を受けましたよ。エレカシを何曲もコピーして唄っているうちに、高い音が1,2音上まで出るようになってました。」
※引用元:「音楽と人」2017年7月号

エレカシの曲が、秦くんの声域を広げるのに貢献したそうです✨

秦くんがエレカシの『風に吹かれて』をカバーしたとき、確か最初に秦くんのラジオで初めて放送されたのを聴いたのですが、すごく良くて鳥肌が立ったものです。
そのときのカバーについて宮本さんがこう話されてます。

宮「以前トリビュートに参加して頂いて、『風に吹かれて』をカヴァーして頂きましたけど、あの『風に吹かれて』は本当に素晴らしかったですよ。秦さんの声は、アコギと合うんですよ。ていうか、声がアコギを呼んじゃったんだな」

(中略)

宮「秦さんの『風に吹かれて』聴いて、驚いたもん。こと曲の完成度だけで言えば、どう考えてもオリジナルよりいいんだから!

秦「いやいや、そんなはずないですよ(笑)」

宮「ほんとですって!完成度もオリジナルより全然高い。それにあの曲には、秦さんがエレファントカシマシが好きだっていう真っ直ぐな気持ちみたいなものが入ってるから、その曲以上の何かがあるんですよ」
※引用元:「音楽と人」2017年7月号

秦くんが慌てるくらい、べた褒めする宮本さん。
でも、オリジナルよりいいっていうのは謙遜し過ぎじゃないですかね^^;
確かに秦くんのカバーはすごく良かったですけどね。
聴きなれたオリジナルよりも真新しいアレンジが新鮮に聴こえたってことはあるかもしれないけど。

ほかに興味深かった話は、

秦「もし宮本さんがソロでアルバムを作るってなった場合、エレファントカシマシと書く曲は変わると思いますか?」

宮「一緒だと思う(笑)。サウンドは少し変わるかもしれないけど。」
※引用元:「音楽と人」2017年7月号

このように言っていた人が、『冬の花』みたいな曲を書くことになろうとは。
秦くんもきっと宮本さんの『冬の花』を聴いたと思うけど、どんな感想を持ったか聞いてみたいなぁ。

宮本さんが本当にソロ活動をスタートして、秦くんも驚いているでしょうね~
この時の対談を思い返しているかな。

宮本さんの歌声について、秦くんがこのように話してました。

「僕が言うのもおこがましいですけど、宮本さんの声は本当にすごいと思います。10代の頃聴いた時もそうでしたし、先日「The Cover’s Fes」の時に、ステージ上のひな壇で、宮本さんの歌を聴いたんですけど、あれは本当に強烈でした。歌声にいろんな表情があるんです。強さ、やさしさ……1曲の中でいろんなところに行き来されてるんですよ」
※引用元:「音楽と人」2017年7月号

秦くん、同感です✨
秦くんだって素晴らしい歌声の持ち主なのに、その秦くんにこんな風に言ってもらえるなんて、ファン冥利に尽きるなぁ。

ほかにもいろんな話をしていて、バンドのこともたくさん話してましたけど、ページ数でいえば実質2ページ程度の対談なんですよね。
2人のツーショット写真が2ページで、計4ページの特集です。

 

 

今見たら、中古が400円台で出てるみたいです。(2019年4月29日現在)
ずいぶん値段が下がったんだなぁ。
買うのもっと待てばよかったかな(*_*;

ツーショット写真の宮本さんがすごく素敵。
対談もいい内容なので、おすすめです♪
でも宮本さんとの対談は4ページしかないので、その点だけご注意ください。

それでは!

 

30+

POSTED COMMENT

  1. あやM より:

    歩子さん、こんにちは。

    秦さん、すごく好きだったのでこの雑誌読みたいなぁと思ってました。うれしいです、ありがとうございます!

    秦さん(今でも秦坊って言っちゃいそうですが)の歌声がど真ん中で、すぐ好きになって、スーパーフライとコラボした楓、カバーしたカブトムシは永久保存です。(でもやっぱり鱗が一番好きです)

    今は宮本さんの強烈(笑)なボーカルが私の中で最強になってしまったんですけどね。(歌声もそうなんですが、何気に入る太いこぶしや歌以外のフェイクも大好きで)

    風に吹かれてのくだり、宮本さんの謙遜すごいですね。秦さんの声とアコギへのリスペクトだと思うけど、それにしても絶対自分が一番って思ってるでしょ~と思いますよね。(^-^;

    宮本さんの活動が目まぐるしくてコマーシャルもテレビでは見てないですが、歩子さんと同じくちょっと…な気持ちです。(宮本さん、顔の振れ幅も大きいというか何と言うか)
    やっぱりライブで迸る汗の中全力で歌う姿が一番かっこいいと思うので。
    それを一番発揮できるのがエレカシだと思うんですけどね。

    清志郎のロックンロールショーでチャボさんが「ビックになっても赤羽の匂いが消えない彼らが大好きなんだ、エレファントカシマシ宮本浩次~」と紹介してくれたみたいで、愛のある言葉がすごく嬉しかったです。(私もそんな彼らが好きなんです!)

    GW中大掃除で、エレカシの「明日に向かって走れ」のシングルCDが出てきて驚いたんですが(まだはまってはなかった時期なので)ふたりの冬がカップリングで…昔の小さなCDが懐かしかったです。買った記憶もないくらいなんですが、あの頃のかすれた声もやっぱりいいなぁと思いました。

    2+
    • 歩子 より:

      あやMさん。

      秦くんの歌声、本当に素晴らしいですよね!
      曲もいいですし。
      私も「鱗」がいまだに一番好きです~
      宮本さんの謙遜ぶりに笑ってしまいます
      秦くんの困った様子も伝わってきておもしろかったです(笑)
      ロックンロールショーのチャボさんのその紹介のしかた、すごくいいですよね✨
      チャボさんの人柄を感じますよね^^
      「明日に向かって走れ」のシングルですか!
      それはお宝ですね
      そのころの曲、かすれ声が多かったですよね~
      今とはちがう魅力が満載で、私も大好きです!

      1+

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